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ZEHの家の断熱基準とは?快適な暮らしに重要な断熱性についてもご紹介します!

近年、ゼロエネルギー住宅として注目されているのがZEHの家です。
ZEHの家には求められる条件があり、その1つが断熱基準とされています。
そこで今回は、ZEHの家の断熱基準について、断熱性の重要さと併せてご紹介します。

□断熱性とは?なぜ断熱性は重要?

*断熱性とは何のことを指す?

断熱性は、住宅の持つ能力の1つです。
具体的には、外の暑い空気や冷たい空気を遮断し、室内に入ってこないようにする能力のことを指します。
つまり、断熱性は、住宅の暮らしやすさに繋がる重要なポイントの1つなのです。

住宅の断熱工法は、大きく分けて2つあります。
1つは、柱と柱や内壁と外壁の間に断熱材を詰める充填断熱工法です。
もう1つは、断熱材を柱と外壁の間に施工する外張断熱工法です。

*断熱性が高いことで得られるメリットは?

住宅の断熱性が高いことで得られるメリットは2つあります。

1つ目は、室内の温度が一定に保たれやすく、過ごしやすいことです。
断熱性が低いと、外の気温に振り回されてしまい、生活上で温度に関してストレスを感じることがあります。
断熱性が高いことで、外の気温に関わらず快適な暮らしができます。

2つ目は、光熱費を抑えやすいことです。
断熱性が高いことで室内の温度を保ち、冷暖房の使用量を抑えることに繋がります。
断熱性の高い素材は初期費用が高くなりやすいですが、長期的にみるとコストを抑えられるでしょう。

□ZEHの断熱基準は?

断熱性能は、Ua値という値で示されます。
Ua値は、熱の逃げやすさを数値にしたもので数が低いほど断熱性が高いです。
ZEHの強化外皮基準と呼ばれる断熱基準は、これまで断熱性の基準として定められてきた4つの等級よりもさらにレベルが高いものとなっています。

Ua値は、地域によって異なる基準値が定められています。
例えば、東京都の場合には、これまでの等級4のUa値は0.87です。
対して、ZEHに求められている基準値は0.6と断熱等級4と比べて、高度なレベルの基準が定められています。

□まとめ

今回は、ZEHの断熱基準についてご紹介しました。
断熱性が高いほど快適に暮らしやすく、ZEHの断熱基準は住宅の断熱性能基準の中でも高い基準であることをお分かりいただけたのではないでしょうか。

当社では、ZEHビルダーとして専門性を持ちながら皆様のZEHの家づくりを実現しています。
ZEHの家はもちろん、家づくりに関する疑問があれば、お気軽にお問い合わせください。