2024/02/21
外壁は、お家の印象を左右する重要なポイントの1つです。
ただ、外壁の種類には馴染みがなく、どのように決めれば良いのかお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、注文住宅の外壁の種類や選ぶ際のポイントについてご紹介します。
参考にしていただければ幸いです。
□注文住宅の外壁にはどのような種類がある?6つの種類をご紹介します!
新築の注文住宅に使われやすい外壁は6つです。
1つ目に、日本の伝統的な外壁素材の塗り壁が挙げられます。
水や土などの天然素材からできており、デザイン性や風土との適合性に優れていることが魅力です。
耐用年数は、職人や素材によって異なります。
2つ目は、繊維質やセメントを基に板状に加工を施した窯業系サイディングです。
デザインや色の種類が多く、耐震性や防火性も高い点がメリットでしょう。
耐用年数は、7年から8年とされています。
3つ目は、ガルバリウム鋼板を始めとした金属系の素材を基に板状に加工した金属系サイディングです。
こちらもデザインや色が幅広く、防音性や防水性が高いことと軽量であることがメリットとして挙げられます。
耐用年数は、10年から15年程です。
4つ目に、無垢材や集成材などを使い、塗装を施した木質系サイディングが挙げられます。
木の模様や感触を味わえる点や断熱性に優れている点がメリットでしょう。
耐用年数は、8年から10年とされています。
5つ目は、質感が味わい深いモルタルです。
テイストを問わず使用できるデザイン性の高さが魅力的でしょう。
職人が手作業で作り上げるため、耐用年数は異なりますが、メンテナンス次第では30年以上持つとされています。
6つ目は、特殊なコンクリート外壁材であるALCです。
構造上、断熱性が高く、防火性や耐久性にも優れている点がメリットとされています。
耐用年数は40年ほどです。
□注文住宅の外壁はどのような点に注意して選べば良い?
*総合的なデザインを考慮して外壁のデザインを決める
外壁は、お家の外観のほとんどを占めるものです。
そのため、どのような素材にするか、何色を選ぶかによって外観の印象が変わります。
家族の好きな色や素材を選択するだけでなく、玄関や植栽など総合的に見ながらデザインを選ぶようにしましょう。
*メンテナンスを考慮した長期的な視点から費用を考える
外壁にかかる費用には建築時の初期費用だけでなく、修復や塗り直しなどのメンテナンス費用も存在します。
初期費用が低いものでも、メンテナンスの頻度が高いと費用も手間もかかってしまうかもしれません。
そのため、長期的な視点で自分の目的に適した素材を選ぶと良いでしょう。
*本来の役割である家を守る機能を十分に発揮できる外壁を選ぶ
外壁は、外観を美しくするだけでなく、家を守る機能があるものです。
紫外線や強い雨風に晒され、自然災害や火災被害の可能性もある外壁ですから、耐水性や耐久性も重視する必要があるでしょう。
□まとめ
注文住宅の外壁には、塗り壁や窯業系サイディングといった種類があり、選ぶ際には3つのポイントに注意すると良いでしょう。
当社では、皆様の「幸せに暮らす住まいの完成」を目指して、家づくりのサポートを行っております。
住宅に関してお悩みの際には、お気軽にお問い合わせください。