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ZEHとZEBは同じもの?それぞれの概要と違いを紹介します!

「ZEH住宅を建てようと思っているけど、ZEHはそもそも何のことなのか」
「ZEHとZEB、似た単語だけど何が違うのか」
ZEH住宅を検討している方の中には、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、ZEHとZEBについてそれぞれの概要と違いをご紹介します。

□ZEH住宅とはどのような住宅のこと?

ZEH住宅は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称のことです。
簡単に説明すると、使用するエネルギーが創るエネルギーよりも少ないか同じになるような住宅のことを言います。
厳密な定義では、一次エネルギーを消費する量と創り出すエネルギーの量の収支が0を下回る住宅のことです。

ZEH住宅として認定されると、補助金を受け取ることもできます。
認定されるには細かな条件がありますが、条件のポイントとなるのが3つの要素です。

1つ目のポイントとして、断熱性能が挙げられます。
ZEH住宅として認められるには、暑さや寒さの影響を受けにくいように断熱性能を高めることが重要です。
断熱性が上がれば、冷暖房設備に使用するエネルギーを減らせることが理由の1つでしょう。

2つ目のポイントとして、省エネが挙げられます。
省エネのためには、住宅内で消費したエネルギーと創ったエネルギーを確認できるHEMSが必要です。
他にも、少ないエネルギーで使用できる給湯システムやエアコンの導入が必要となるでしょう。

3つ目のポイントとして、創エネが挙げられます。
ZEH住宅においては、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーシステムの導入が必要です。
これにより、創るエネルギーが使うエネルギーを上回るようにします。

□ZEBとは何のことを指す?ZEHとの違いは?

ZEBは「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」の略称です。
年間エネルギー消費を0にすることを目指したビルや建物のことをZEBと呼びます。
ZEBと呼ばれるのは、特に工場やマンション、オフィスビルやテナントビルなどの2階以上の建物です。

エネルギーの消費を0にするための仕組みは、ZEHと同じ仕組みです。
つまり、ZEHとZEBは基本的には同じものだと言えます。
一般的に、同じゼロエネルギー構造でも規模が大きいものをZEBとし、一般住宅をZEHと区別しているのです。

□まとめ

今回は、ZEHとZEBは基本的に同じ仕組みでエネルギー消費を減らしており、規模の違いで区分されていることを紹介しました。
省エネ住宅を建てたいとお考えの場合は、ぜひ本記事を参考に家づくりを始めてみてください。
当社では、ZEHを含む家づくりに関するご相談に対応しております。
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