2024/02/21
注文住宅の建築を検討する際に、ネックとなることの1つに費用に関する問題があるでしょう。
どの程度費用がかかるかは、将来を考えて家づくりをしている方には重要なポイントですよね。
そこで今回は、注文住宅にかかる費用の目安と内訳について説明します。
ぜひ参考にしてみてください。
□注文住宅にかかる費用の目安とは?内訳も説明します!
家づくりにかかる全てのお金のことを指す言葉が、総費用です。
総費用は、3つの種類に分かれているのでそれぞれどのような費用が発生するのか、確認することが重要です。
*建物を建てるためにかかる本体工事費
本体工事費は、庭や駐車スペースなどにかかる費用は含まれず、文字通り建物のみにかかる費用を指します。
本体工事費は、総費用の内75%から80%ほどかかるとされています。
内訳としては、基礎工事や木工事、設備や電気の工事などの費用が含まれています。
*建物以外にかかる工事費用である別途工事費用
別途工事費用は、建物以外の設備設置や工事、照明や冷暖房器具の購入費用のことです。
総費用の内、15%から20%が目安の金額となっています。
ただし、土地の条件や環境により、金額が大きく変わる可能性があります。
地盤の弱さに応じて、地盤改良や水道、ガスの引き込みの費用がかかってしまうからです。
そのため、土地の値段自体が安くても、追加の支払いが必要になってしまうのです。
内訳としては、地盤調査費や引き込み工事費、外構工事費などが含まれます。
*現金で支払う必要のある諸費用
家を取得する前後に、基本的に現金で支払う必要があるお金のことを諸費用と言います。
諸費用は、本体工事費と別途費用の合計金額の5%から7%であることが一般的です。
ただし、条件により費用は変動しますので予想外のトラブルにも対応できるように10%ほど確保することをおすすめします。
内訳としては、税金や住宅ローンの手続きの際に発生する費用や保険料、引越しや家具家電の費用などです。
□注文住宅の費用を予算内に収めたい!気を付けると良いことは何?
注文住宅の費用を予算内にするために気を付けると良いことは2つあります。
1つ目は、予算の内訳を予め決めておくことです。
家づくりを行う際には、希望を叶えるための予算に対する金額だけでなく、目に見えない費用も存在します。
そのため、目に見えない費用も含めて予算を決めておくことで、予想外の予算オーバーを避けることに繋がるでしょう。
2つ目は、税制優遇や補助金の確認を忘れないようにすることです。
家を建てる際には、要件を満たすと税制優遇や補助金を受け取れる場合があります。
お住まいになる自治体の支援内容を確認することで、費用の節約になり、予算内に収められる場合もあるでしょう。
□まとめ
注文住宅の費用は、本体工事費と別途工事費、諸費用の3種類が存在します。
費用を予算内に抑えるために、予算内訳を予め設定し、自治体の支援を確認すると良いでしょう。
当社では、快適な暮らしを叶える家づくりのサポートに力を注いでおります。
注文住宅に関してお悩みの際には、お気軽にお問い合わせください。