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ZEHの家を検討中の方必見!ZEHの基準は何?なぜ推奨されている?

ZEHは、省エネルギーな住宅の1つであり、新たな選択肢として近年注目されています。
ZEHの家を建てたいけれど、どのような基準を満たしていれば良いのかは分からない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ZEHの家が推奨されている理由と基準についてご紹介します。

□ZEHの家はなぜ推進されているの?

2022年11月現在使用されている日本の省エネルギー基準は、平成28年の基準です。
この基準で定められている断熱性能は、世界的に見るとレベルが低いものでした。
また、努力目標とされていたため、基準を満たさない断熱性が他と比べて低い家が作られている状況がありました。

しかし、2022年の6月に、カーボンニュートラルを2050年までに実現するために省エネ基準への適合を義務化することが国会で決められました。
これにより、2025年以降は現在使用されている平成28年の省エネルギー基準を満たさない住宅の建築ができなくなったのです。
加えて、政府は2030年以降に建てられる家はZEH基準の性能の確保を目指すという目標も掲げています。
そのため、ZEHの家は近年推進されており、標準的な住宅となる日も近いでしょう。

□ZEHの家にはどのような基準がある?

*建物から熱を逃がしにくくする断熱性能

断熱性能は、建物から熱を逃がしにくくする性能のことを言います。
断熱性能の指標となるのは、外皮平均熱貫流率とも呼ばれるUA値です。
UA値の数が低いほど、熱を逃さない能力が高くなっています。

ZEHの基準では、UA値は0.4から0.6以下という低い数値をパスすることが必要です。
優れた断熱性をもつ住宅は、夏は暑さを伝えず、冬は室内の熱を逃さないため快適に過ごせます。

*エネルギーを効率よく使用するための省エネルギー性能

ZEHの家では、化石燃料のような一次エネルギーの消費量を、これまでと比較して20%以上減らすことが求められています。
そのため、省エネルギー効果が高い設備の導入が欠かせません。
住宅設備の中でも、空調と照明、給湯と換気はエネルギー消費が大きい項目です。
そのため、この4項目はZEH基準をクリアした機器を使う必要があるでしょう。

*エネルギーを自ら創り出す創エネルギー性

ZEHの家では、太陽光発電や蓄電池を組み合わせて、導入する必要があります。
これらの導入により、日常のエネルギー消費と非常時のエネルギーを補うことの2つが実現可能になります。

□まとめ

ZEHの家は、政府の法改正により普及が強く推奨されるようになりました。
断熱性と創エネルギー性と省エネルギー性の3つの基準を満たすことがZEHの条件であることを理解していただけたでしょう。
当社ではZEHビルダーとして、快適な暮らしのできる家づくりのサポートを行っております。
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