注文住宅の屋根選びはどうする？種類やポイントをご紹介します！

2023/12/10

「注文住宅の屋根はどのように選べば良いのか」「そもそも屋根にはどのようなものがあるのか」
注文住宅を建てる上で、屋根に関するお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。

今回は、屋根の代表的な種類と重要視すべきポイントをご紹介します。
お悩み解決に役立てていただければ幸いです。

代表的な屋根と特徴をご紹介します！

注文住宅の屋根で選ばれやすい代表的な5つの屋根と特徴は、以下の通りです。

1つ目は、大棟から両側に流れるような形の切妻屋根です。
シンプルな構造でコストを抑えやすく、どのような雰囲気にもマッチします。

一方で、ありふれたデザインになってしまうことや片側だけ雨や日光の影響を大きく受けるといったことがあるため、注意しましょう。

2つ目は、大棟から4方向に流れるような形の寄棟屋根です。
雨の流れやすさや耐風性の高さに優れていますが、屋根裏が狭くなりやすく、通気性を求める方にはおすすめできません。

3つ目は、直線的な平らな形の平屋根です。
平らな形状ですので、屋上を活用できることが大きな魅力だといえます。

一方で、傾斜が少ないため、雨が流れにくいことや通気性がよくないことには注意しましょう。

4つ目は、一方向に向かって流れるようなアシンメトリーな形の片流れ屋根です。
スタイリッシュな見た目でデザイン性が高く、近年人気が高まっています。

ただし、部分的に屋根がありませんので、外壁が日光や雨の影響を受けやすい点には注意しましょう。

5つ目は、寄棟屋根と切妻屋根を合わせたような形の入母屋屋根です。
屋根裏の風通しがよく、格式の高いデザインとなっています。

ただし、構造が複雑になっており、コストが高くなる傾向がありますので注意してください。

注文住宅で屋根を選ぶ際に重要視したいポイントは、以下の通りです。

・住宅を雨や風から守るための耐久性
・雨漏りなどを防ぐための防水性
・日光による暑さから暮らす人を守るための遮熱性や断熱性
・車や飛行機のような外部からの音を防ぐ防音性
・万が一、火事が発生した場合に少しでも燃えにくくするための耐火性
・地震が起こりやすい日本において欠かせない耐震性

上記のように、注文住宅で屋根を選ぶ際には機能面の要素を重要視する必要があります。

他にも、住宅の印象を決めるパーツであることからデザイン性も重要です。
また、屋根は紫外線や雨風に晒され続けるパーツですので、メンテナンス性にも注目するようにしましょう。

注文住宅には、切妻屋根や片流れ屋根があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
ご自身が最も重要視したいポイントにあった屋根を機能面と合わせて確認しながら検討するようにしましょう。

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