ZEH住宅とは？導入すると良い設備についてご紹介します！

2023/12/16

「ZEH住宅を購入したいけれど詳しくは分からない」
「ZEH住宅の基準を満たすために必要な設備は何か」
ZEH住宅の購入を検討する中で、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ZEH住宅の概要と設備についてご紹介します。

ZEH住宅はどのような住宅？

太陽光発電のようにエネルギーを創りながら、住宅の断熱性や省エネ性を高めることで、1年間の一次エネルギーの消費量をほぼ0以下にする住宅をZEH住宅といいます。
ZEH住宅に当てはまる住宅は、「断熱性能」「省エネルギー性能」「創エネルギー性能」の3つに設けられた基準を満たすことが必要です。

まず、熱を室内外に伝わりにくくする断熱性能の基準は、UA値で規定の数値をクリアすることが求められます。
断熱性能は、夏は熱を遮って涼しくし、冬は暖かい空気を外へ逃がさないために欠かせません。

次に、省エネルギー性能は空調や給湯などに使う一次エネルギーの消費量をこれまでと比較して、20パーセント以上抑えることが基準として求められます。
特に、一次エネルギーの消費量が多いとされる空調・給湯・照明・換気の4つに注目し、基準を満たせるような機器の導入が必要です。

最後に、エネルギーを新たに創り出す性能を備え付けた住宅であることも欠かせません。
ZEH住宅においては、ほとんどの場合、太陽光発電のような自家発電機の導入が必要です。
創エネルギー性の基準を設けることで、災害時にも役立てることができます。

消費するエネルギーを抑えるためには、以下のような設備の導入がおすすめです。

・熱を室内外に伝わりにくくする効果を持つ断熱材
・断熱性能を高めるサポートにもなる断熱窓
・給湯にかかるエネルギーを抑えるための少ないエネルギーで給湯できる高効率給湯器
・消費電力を格段に抑えるLED照明や有機EL照明
・HEMS

ZEH住宅の特徴的な設備として、HEMSと呼ばれるエネルギー消費量を管理するシステムがあります。
HEMSは、ZEH住宅の省エネルギー・創エネルギー・蓄エネルギーの機能をまとめて管理することができ、家庭のエネルギーについて把握できるのが特徴です。

創エネルギー性を高めるために重要な設備は以下の通りです。

・太陽光のエネルギーを電気にかえる発電設備である太陽光発電システム
・発電する際に生じる熱を使ってお湯を沸かす家庭用コージェネレーションシステム

現在、ほとんどのZEH住宅では太陽光発電システムが導入されています。
太陽光発電でエネルギーをつくることで、消費エネルギーを相殺することが目的です。

ZEH住宅は、省エネルギー性や創エネルギー性によって創る電気と使う電気の差を0以下に抑える住宅のことを指します。
当社は、ZEHビルダーに認定されたZEH住宅にも詳しい会社です。
ZEH住宅にご関心をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。