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注文住宅の屋根にはどのような種類がある?地域に合った屋根の選び方もご紹介!

住宅を守る重要な要素の1つ、屋根。
注文住宅の屋根は、種類ごとに異なる良さを持っています。
しかし、どのような屋根を選べば良いのかご存知ない方も多いでしょう。
そこで今回は、注文住宅で選ばれやすい屋根と地域に合わせた屋根の選び方をご紹介しました。

注文住宅で選ばれやすい屋根

注文住宅で選ばれやすい屋根は、大きく分けて5種類あります。

1つ目は、傾きのないフラットな形状の陸屋根です。
陸屋根は平面状になっているため、屋上を設けられます。
一方で、フラットな形のため、水はけが悪くなりやすい点に注意しましょう。

2つ目は、1つの方向へ勾配をつけた形の片流れ屋根です。
屋根の面積が広く、太陽光パネルの設置に向いていますが、雨漏りが起こりやすい構造であることから十分に対策を行う必要があります。

3つ目は、ピラミッドのような形状の方型屋根です。
4面でできているため、安定感があり、耐風性に優れています。
ただし、建物が正方形に近い形でなければ設置ができない点には注意しましょう。

4つ目は、屋根の棟から4方向に傾きがついた形状の寄棟屋根です。
紫外線や雨から外壁を守りやすく、耐久性に優れています。
面が多いため、コストが高くなりやすいことには注意しましょう。

5つ目は、屋根の棟から2つの勾配のある面が乗せられた形状の切妻屋根です。
シンプルな造りで雨漏りのリスクを抑えられ、費用も抑えやすい屋根ですが、紫外線や風雨によって劣化が起こりやすい箇所があります。

地域の特性に合わせた屋根の選び方とは?

屋根は雪や強い雨から住宅を守るためのパーツですので、地域の特性に合わせたものを選ぶことがおすすめです。
では、地域の特性に合った屋根はどのように選べば良いのでしょうか。

まず、降雪量の多い地域では切妻屋根や片流れ屋根のような勾配のある屋根を選びましょう。
降雪量が多い地域では、雪の重みで屋根が傷むこともありますので、自然と雪がつもりにくくなる形状の屋根を選ぶことがおすすめです。

次に、海に近い地域では海風の抵抗を抑えやすいシンプルな形の屋根を選びましょう。
勾配が緩い屋根ほど、強い風の影響を受けにくいため、なるべくシンプルな切妻屋根や片流れ屋根がおすすめです。

そして、台風による影響を受けやすい地域では、風や雨に強い形の屋根を選びましょう。
特におすすめの屋根は、方型屋根のように勾配が緩く、形が単純な屋根です。

最後に、夏の気温が高い地域では、屋根と天井の間に広い空間をとれる大きな勾配の屋根を選びましょう。
屋根と天井の間に広い空間を設けることで、暑さを軽減できます。

まとめ

今回は、注文住宅でよく使われる屋根と地域の特性に合う屋根の選び方をご紹介しました。
屋根に限らず、家づくりでお悩みになることは多くありますよね。
家づくりに関してお困りの際には、ぜひ当社にご相談ください。