2024/01/05
注文住宅は人生で一番高額な買い物といっても過言ではありません。
色々な物にお金がかかる現代、貯金もなかなか難しいのが現実です。
今回は、注文住宅の購入に頭金が必要か、頭金がない状態で購入ができるのかをご紹介します。
注文住宅を検討中の方必見です。
注文住宅の頭金とはそもそも何のことを指す?
注文住宅の頭金とは、注文住宅に当てる自己資金のことを指します。
注文住宅は高額なのでほとんどの方は一括で支払わず、ローンを組んで支払います。
一般的には、購入費用から頭金を引いた額をローンとして組みます。
そのため、頭金が多いほどローンが少なく済み、月々の支払いが少なく済むのです。
注文住宅を購入する際、頭金の他に別途諸費用がかかります。
詳細は不動産所得税などの税金、仲介手数料、保険の費用などです。
ひとつひとつはあまり高額ではありませんが、全て合わせると住宅購入価格の1割かかると考えておけば良いでしょう。
頭金の相場は住宅購入価格の2割が目安とされています。
頭金が少ないとローンの金利が高くなったり、支払期限が長くなり資金の貯蓄に影響が出たりします。
諸費用と頭金を合わせて住宅購入価格の3割ほどのお金を用意して、ローンを組むのが理想的です。
しかし、現実的には預貯金も6か月ほど生活できる費用を残しておきたいので、子供の有無にはよりますが住宅購入価格の3割と200万ほどあれば良いでしょう。
住宅を建てた後の経済的な負担の軽減を考えると自己資金は多いほど良いですが、自己資金を貯めるための時間をかけると住宅を購入するタイミングを失います。
頭金にとらわれず、建てたいと思ったときに住宅を建てると決断することも必要かもしれません。
注文住宅は頭金なしでも購入することができる?
結論から言うと、頭金なしでフルローンを組める銀行もあります。
しかし、あまりおすすめはできません。
フルローンの金額を返済するとなると毎月の返済額がかなり大きくなります。
想定している月々の返済額が収入に見合っているのか考えましょう。
また、諸費用には自己資金を用意していた方が金利を抑えられるかもしれません。
そのため頭金がないとしても諸費用費として住宅購入金額の1割は自己資金として貯金している状態での購入をおすすめします。
頭金の額でも金利が変わることがあるので、頭金はあることに越したことはありません。
まとめ
今回は、注文住宅の購入に頭金が必要か、頭金がない状態で購入ができるのかをご紹介しました。
頭金と諸費用、その後の生活費を考えると貯蓄はたくさんあった方が良いですが、頭金がない状態でも住宅を購入することはできます。
建てた後の生活、ローン返済計画も考え注文住宅購入を考えましょう。