2024/02/27
注文住宅を購入する際、打ち合わせが肝を握るのはご存知でしょうか。
自分の希望をベースに理想の家を作り上げる注文住宅は、イメージをなるべく詳細に伝えなければなりません。
しかし、思い描くイメージをそのまま伝えるのはかなり難しいでしょう。
そこで今回は、注文住宅を建てる際の打ち合わせについて、注意点も含めてご紹介致します。
注文住宅の打ち合わせとは何のこと?
注文住宅を建てる際、打ち合わせのタイミングとしては主に3つあります。
それが、「工事着工前」、「建築中」、「完成後」です。
工事着工前の打ち合わせ
このタイミングでは、「どんな家にするのか」を決めるため、最も重要であり、決断事項が多くあります。
資金計画や間取りなど大きな決め事から内装や外装の材料・細かいところまであり、非常にボリューミーです。
建築中の打ち合わせ
建築中は、工事がスケジュール通りに進んでいるか、図面通りに行われているかを現地でチェックします。
また、コンセントやスイッチの位置、場合によっては壁紙やカーテンを選ぶこともあります。
ただ、建築中の打ち合わせは建築会社によっては行わないこともあるので注意が必要です。
当社では、お客様のご都合に合わせて、打ち合わせの日時を決定いたします。
さらに、打ち合わせで、まずは家づくりの流れや必要なものなど詳しくご説明いたしますのでご安心ください。
注文住宅完成後の打ち合わせ
最後の段階では、総費用についての最終確認です。
また、住宅ローンの手続き、保険やアフターメンテナンスの説明なども行われます。
注文住宅の打ち合わせをする前に確認しておきたい注意点とは?
「理想の家を建てたいから注文住宅を選んだけれど、建築会社との食い違いがあった」と後悔しないためにも、打ち合わせについていくつかのポイントを押さえましょう。
予算の上限
注文住宅には、決まったプランがなく、固定された料金がないため費用トラブルは頻繁に起こります。
打ち合わせをしていく度に理想像が膨らみ、当初の予算を大幅に超えてしまうことがよくあるのです。
この問題の打開策は、あらかじめ予算を決めることです。
先に、建築会社に予算を提示し、その中で可能なプランを提案してもらい、後のトラブルを防ぎましょう。
当社では、お客様のご要望やご予算に応じた家づくりプランと、プランにあった資金計画を作成いたします。
事前の準備
例えば、ファミリーで注文住宅を検討している場合は、家族の意見をまとめておき、完成のイメージを全員で共有することも大切です。
さらに、こだわりたいポイントに優先順位をつけて、打ち合わせの際に建築会社に伝えましょう。
そのようにすることで、予算限度額の問題や建築基準法に抵触するといったトラブルを避けることにもつながります。
打ち合わせの記録
打ち合わせは1度ではなく、何度も行われるパターンが多くあります。
そのため、打ち合わせ時の誤解や伝えたか否かといったトラブルに発展する恐れがあります。
このようなトラブルは、打ち合わせの議事録を作成しておくことで防げます。
自分の理想の住宅に対しての担当者の返答や、代替案を細かくメモに残しておきます。
記録したあとは、その内容を担当者と共有し、食い違いのないようにしましょう。
また、同じ内容が図面や見積書にも反映されているか確認することも重要です。
まとめ
今回は、注文住宅の肝となる打ち合わせの概要とその時の注意点についてご紹介いたしました。
どんなに素敵なイメージが自分の中にあっても、それを伝えられなければ実現しません。
イメージ通りの住宅を完成させるために、「打ち合わせはどのように行うのか」、「どんな注意点があるのか」をこの記事で理解していただければ幸いです。