2024/03/02
住宅の中でも、必ず毎日使用する場所が水回りです。
水回りの使いやすさは、日々のQOLにも直結する重要なポイントですから、これから注文住宅を建てる方は失敗しないように注意する必要があります。
しかし、水回りを決める際にどのようなポイントに注意するべきか、ご存知ない方も多いでしょう。
そこで今回は、注文住宅の水回りはどのように決めるべきか、決め方やポイントをご紹介します。
注文住宅の水回りの決め方とは?
注文住宅の水回りを決める際には、主に2つのポイントに注意して決めるようにしましょう。
家事動線を踏まえた配置にする
家事の際に移動するルートのことを家事動線といいます。
家事動線が行ったり来たりする複雑なルートになってしまうと、家事がしにくく、暮らしにくい住宅になってしまうことも。
例えば、洗濯機を置く場所と洗濯物を干す場所を隣接させたり、洗濯物をしまう場所も合わせて近くに設けたりすると家事効率が上がります。
また、家事動線を踏まえて間取りを考える際には、できる限り水回りを1つの場所にまとめることがおすすめです。
1つの場所にまとめることで、水回りの設備に必要な配管工事がスムーズに行えます。
排水計画を立てる時には音にも注意
トイレを流す音やキッチンで水を使用する音は、場所や時間によって耳障りに感じてしまうこともあります。
例えば、寝室とトイレを隣接させてしまうと、夜中にトイレを流す音で起きてしまう可能性もありますよね。
より快適な暮らしにできるよう、排水音にも配慮して間取りを決めるようにしましょう。
場所別!注文住宅の水回りについて決める際のポイントとは?
洗面所
家族の人数や洗濯機の大きさによっては、想像以上にスペースが必要になることがあります。
そのため、洗面所はできるだけ広めに確保しておくようにしましょう。
お風呂
お風呂場について決める際に悩みがちなのが、広さの決め方です。
一般的には、1坪から1.25坪が多いですが、お子様がいらっしゃる場合や介護の必要がある場合には1.5坪程設けることをおすすめします。
家族の人数や実際の暮らしをイメージして、適切な広さを選びましょう。
キッチン
キッチンについて決める際には「どのようなスタイルのキッチンにしたいか」が大きなポイントです。
リビングの見える対面キッチンか、壁向きのキッチンか、アイランドキッチンか。
どのようなスタイルにしたいかによって広さや、場所の決め方が異なりますので、理想のキッチンに合わせて間取りを考えましょう。
まとめ
注文住宅の水回りを決める際には「家事動線」「排水音」に注意して決めるようにしましょう。
洗面所やお風呂について決める際には、家族の人数や生活に合わせた広さを選ぶと暮らしやすい住宅が作れますので、参考にしてみてくださいね。