2024/03/08
気温の上がり下がりが激しい近年。
部屋の温度を毎回手作業で調整することを負担に感じている方も多いですよね。
そこでおすすめなのが「全館空調」です。
今回は、個人宅にも取り入れられる便利な設備、全館空調についてご紹介します。
注文住宅を検討中の方は、参考にしてみてください。
全館空調の注文住宅とは?どのような仕組み?
冷暖房設備で家中の温度を一定に保つ仕組みのことを全館空調といいます。
注文住宅の空気環境には規制や基準が設けられていないため、細かな定義はありません。
そのため、どのような機能を持った全館空調なのかは、メーカーによって異なります。
一般的には、全館空調は2つの仕組みに分けられます。
専用のエアコンでの全館空調
専用のエアコンを使用した全館空調は、部屋ごとの温度調整や自動での温度調整ができる点で優れています。
一方で、コストが高く、メンテナンスが複雑になりやすい特徴もあります。
市販のエアコンでの全館空調
市販のエアコンを使用した全館空調は、コストが抑えられることや市販のエアコンで操作が簡単な点が優れています。
一方で、部屋ごとの細かな温度調整や自動での温度調整はできません。
このようにそれぞれに違いがありますので、予算や求める条件との相性を基に検討するようにしましょう。
注文住宅で全館空調を検討するなら知っておきたい注意点!
家の機能性が低いと全館空調が宝の持ち腐れになってしまうことも
全館空調を取り入れるのであれば、合わせて高気密・高断熱の家になるように機能性の高い住宅設備を選びましょう。
高断熱にすることで全館空調によってつくりだされる過ごしやすい温度をより長く維持することができます。
冷暖房の方式を選ばなければならない
全館空調には、主に「天井吹き出し方式」「エアコン方式」「床下冷暖房方式」「壁パネル方式」の4つの冷暖房方式があります。
同じ全館空調であっても、タイプが違いますので、できれば実際に体感して選ぶことがおすすめです。
アフターフォローの有無も忘れず確認
全館空調を取り入れるのであれば、必ずアフターフォローがあるかどうか確認しましょう。
全館空調設備は定期メンテナンスが推奨されているものが多いため、アフターフォローを定期的に行ってくれる会社を選ぶようにしてくださいね。
まとめ
今回は、冷暖房設備で家中の温度を一定に保つ全館空調についてお伝えしました。
全館空調には細かな定義がなく、仕組みや冷暖房方式など多くの種類があります。
ご自身の予算や条件と照らし合わせて、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
当社は、お客様の見えない想いに共感して家づくりをサポートしております。
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